あらゆる「学び」の姿や形を切り取り、 そこからまた、新しい「問い」や好奇心が湧き出てくる。 そんなワクワクが詰まった実験室のようなメディア「TOILABO」。 ここでは、上川町に関わる人たちの意思や価値観、心得を探り、 自分らしく生きるための“問い”を題材に、話を聞いてみました。
北海道 上川町 学びのプロジェクト TOI LABO 特別企画
上川町農家 大豆コーヒー開発者
辰巳裕亮
開く
地域おこし協力隊 教育関連担当
松井丈夫
上川町役場職員 ふるさと納税担当
池端広大
層雲峡観光協会
浅野洋平
大雪山ツアーズクラブツーリズム地域観光ツアー企画運営
阿部真悠
五行舘 山川鍼灸療院 院長
山川光明
上川町まちづくり団体 かみれんじゃー代表
山川雅恵
上川町役場職員
清光隆典
上川町まちづくり団体 かみれんじゃー所属
端場亘
上川町消防職員
桑野朗
上川町農業従事者
岸田一希
岸田圭市
大雪森のガーデン フィールドキーパー
田川雅巳
旭川信金上川支店職員
高畑朱里
事業構築アドバイザー
村上達夫
上川町森林組合
芦田諒兵
上川町立介護老人保健施設つつじ苑
手塚貴大
上川町東京事務所
三谷航平
株式会社コネクト代表取締役社長(上川町東京事務所)
小口潤
株式会社 Gypsy Fire Stream代表取締役社長
近藤剛史
LUMBER YARD ディレクター
牧野光太
NewsPicks Creations 事業責任者
纓田和隆
NewsPicks CreationsBusiness Producer
小田切香澄
NewsPicks
中川洋祐
株式会社 スマートメディアWEBコンテンツ プロデューサー
齋藤友揮
(立教大学・上川町東京事務所インターン生)
赤松由依可
齋藤万莉乃
株式会社MOLE 代表取締役
岡崎友宏
シープラッツ株式会社 代表取締役
伊藤千央
ピークス株式会社メディアソリューショングループ
南幸代
ピークス株式会社コミュニケーションデザイングループ
益山陽南子
上川町学びのプロジェクト製作委員会
田崎理紗
株式会社心電 役員
大門祐輔
上川町学びのプロジェクト製作委員会企画・演出
苅込宗幸
「やらない」と決めたこと
「絶対」をもたない。
自分が正しいと思うことでもそこに「絶対」を持たないようにしてます。短期的に正解であっても時間が経てば不正解、その逆も然りであることを意識することで、他者や事象に寛容になれると思っています。「人間万事塞翁が馬」、絶対を手放し不確実性を楽しむ、そんな人生に挑戦中です。
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自己満足なことしかしない。
自分自身がやることに満足していて、それでいて利他になることをやるように意識している。そうすると、たとえプロジェクトが世間で言う失敗だとしても、「〜のためにしてあげたのに」などと人のせいにすることがない。そのプロジェクトが60点だとしても一旦上出来!人間なんだから欲が出て、改善するに決まっている!
自分の物差しのみで判断しない。
色々な人と日々向き合うなかで、それぞれの尺度があり、そこを理解することで相手との共感が生まれやすいと感じています。そして、最後には自分の尺度に置き換えて判断し、納得して行動に移す。そのことが結果的に「自分に対する言い訳」をなくし、主体的な行動につながり、意志ある未来が生まれていく気がしております。このことは、幼い頃から見てきた父の影響が大きいのかなと思います。
目の前の幸運や不運に振り回されない。
「人間万事塞翁が馬」一見、不運に思えたことが幸運につながったり、その逆だったりするので、目の前の幸運や不運に振り回されないことを意識しています。いままで多くの挫折をしましたが、その分想定外の収穫があったのでオッケーです。でも一方で、そのときの自分の「嬉しい」「悲しい」という感情を大切にして生きることは大事だと思っています。
大雪山ツアーズクラブツーリズム 地域観光ツアー企画運営
休みの日に仕事はしない。
「好きなこと」や「やりたいこと」がたくさんあるので休みの日はしっかり休みたいと思っています。終業後も「休み」なので仕事はしません。LINEに仕事の連絡が入っても、急ぎじゃなさそうであれば返信は業務時間内にしています。自分の時間を守ることで、自分の心や体を守っています。
「〜のに」を付けない。
「◯◯してやったのに」「俺はこう思っているのに」と考えると「自分は正しいのに相手が間違っている」という発想になり、お互い嫌な思いをします。そうではなくて「この人のおかげで」と考えるようにしています。
完璧を求めない。
100%を求めると、そうできなかった時、自分を追い込み辛くなるので、できる限りやった過程を大事にする。
「絶対」を考えない。
いついかなるときでも、選択や解釈の余地余白があるからこそ楽しめると思っています。もしも絶対的な行動指針があるならば、考えたり選択する行為が意味をなさなくなります。人生とスポーツはミスジャッジがあるからこそ面白いと思ってます。
楽をしない。
楽(らく)をする、と楽(たの)しむ、同じ〝楽〟でも僕の中では意味合いが真逆で、手を抜いたり今までと同じことを繰り返すだけで楽をしている時よりも、新たな発見や挑戦など今までと違うことに取り組む時こそワクワク、ドキドキ楽しむことができます。挑戦の先には〝成功〟か〝成長〟しかない!!と思えば、挑戦しない理由がないです。
100%で頑張りすぎない。
心配性な性格のため、根気よく頑張りすぎるところがあり、何事もメリハリを意識しています。楽しい時に楽しく過ごすために、ほんのちょっとだけ手を抜いて、余力を残しています。
ネガティブ思考をもたない。
何をするにも一番大切にしていることです。マイナス思考を持つ事で自信の喪失や失敗イメージなど良いことはないと考えています。プラス思考は真逆で自分も相手もハッピーな気持ちになれるので、つらい時や大変な時こそ、ポジティブなイメージを持ち行動するようにしています。
4年以上同じことをしない。
同じことを続けていても変わらないので、4年に一度行動か活動拠点などを大きく変えてみるようにしています。
後悔をしない。
人生を旅として例えるのならば、素敵で楽しい旅にしたい。そしてその旅を選んで本当よかった、幸せだったと思える人生にしたいと、誰もがそう思うはず。だからその一度きりの旅を「後悔」しないという姿勢で頑張っています。
やりたくないことはやらない。
無理してやりたくないことをやったとしても、結果適当になってしまうことが多い。どうしてもやらなければいけないことは、その物事を好きになる努力をしてから全力で取り組んでみる。逆に、少しでも興味があることは挑戦してみる。失敗したくない、怖い、という気持ちで挑戦しないとあとで後悔に繋がることが多いから。そして、新しい自分を見つけるきっかけにもなると思う。
人を自分の好みで否定しない。
人はそれぞれ育ちも生活環境も違うので、決めつけるのではなく、いろいろな角度で時間をかけてその人のことを感じたり考えてみることが必要。そうすることで、自分の知らない面白い世界が広がることもある。それは自分の好みを広げるきっかけにもなると思っています。
どんなに辛いことがあっても落ち込まない。
職場やプライベートなど失敗することが多くても常に前を向き、常に明るく振る舞い、一緒にいる人たちを不安にさせないように心がけている。
お誘いは断らない。
お誘いを受けたらなるべく行くことで人との繋がりができ、僕という人を知ってもらえるからです。何気なく行ったお誘いの場が人生を左右する出来事だってあります。そこで運命の人に出会えたりする。
自分から人を嫌いにならない。
例えばもし自分のやっているプロジェクトに対して反対意見とかがあったとしても、その人自身のことを嫌いにならないようにしています。私は特に人をキッカケにプロジェクトが広がっていくことが多いので、これからの可能性を狭めないためにもそのように心がけています。
株式会社コネクト 代表取締役社長(上川町東京事務所)
立ち止まらない。
生きていく中で「今この瞬間が一番昔」であり、過去から今は変えられない。ただ、自分次第で未来はまだまだ魅力的に変えられるし、そんな未来に対する”問い”があれば人生はもっと豊かになる。仕事もプライベートも、一人の”小口”という人間としての人生をベターにするためのマイルール。
株式会社 Gypsy Fire Stream 代表取締役社長
一瞬に妥協しない。
グランピングやウェディングなど、私が預かるのはその人の一瞬。長い人生の中のたった一瞬だけど、お客さんはその一瞬を楽しみにして、一瞬に投資をしてくれている。どんな時でも、その一瞬に魂を込めています。
夜更かしをしない。
仕事で年間100泊キャンプをしているんですけど、キャンプだとカーテンがないので自然と朝日とともに目覚める体質になって、調子がよくなりました。都内で働いていたときは、深夜まで働いてそこから飲みに行って、朝が辛い・・みたいな生活だったのですが、僕は朝型の方が頭がスッキリして時間を有効に使えていると感じます。それに、田舎は夜やることもないので自然と早く寝れます。
貯蓄をしない。
数年前に父親の余命を聞き旅立つ日が訪れるまでの半年間、何もしてあげることができなかった経験がありました。貯蓄とは、お金に限らずこの先の未来に備えた時間も含めです。明日に自分の人生を左右するふとした出来事が常に訪れるものといつも心の中に留め、今を一生懸命、後悔なきよう全力で生きること。これが人生を楽しく充実したものにする鍵だと信じるようになりました。
NewsPicks Creations Business Producer
心が動かないことはやらない。
断ることが苦手な性格だからこそ、自分自身がワクワクしてない事は“やらない“という選択をするようにしています。ワクワクすることに全力で取り組み、未来を想像しながら駆け抜けている時が、自分も周りもハッピーになれると失敗も含めて実感したからです。
ネガティブな言葉を使わない。
物事を深く考えることはいいことなのですが、発する言葉で自分の人生が形作られるのでネガティブな言葉は避けています。
株式会社 スマートメディア WEBコンテンツ プロデューサー
仕事を仕事と捉えない。
25歳で新卒入社の会社を退職。「絶対に働かない」という強い意志を持って過ごした2年間。好きなことだけする。でも、何かしらの経済活動をしないと生活できない。そんな状態を2年間続けていたら、いつの間にか好きなことで生活できるようになった。仕事と捉えた瞬間に、急に腰が重くなるなら、仕事と捉えなければいい。
「1人で」頑張ることをしない。
私はもっと良くしたい!の最上志向が働き、これもあれもやろうが積もる傾向にあります。しかし、いつの間にかこなすことに必死になってしまい、目的を見失ってしまうことも。そこで、思い切って周りを頼ってみる。みんなで作り上げるほうがより良いものができるうえに、楽しいに違いない!そう思っています。
いつでも”いい人”でいない。
私は「人間らしい」人が好きです。それって、ちょっと毒舌だったり、ちょっとわがままだったり、ちょっと正直すぎたり。完璧に「いい人」ではないんですが、その方が愛嬌を感じるなと思っています。私はそんな人でいるために、少しだけ自分に正直に生きています。
人に対して過度な期待をする。
人に過度な期待をしてしまうと、相手に対して自分の中での理想像が勝手につくられ、その人が理想像から離れた行動・発言をすると少し辛くなります。自分に対しても一緒で、自分を過大評価せず、相手に対して良い意味で期待を裏切り、期待以上のアウトプットをして相手を驚かせようと心がけながら日々仕事をしています。
“おかげさまで”の気持ちを忘れない。
今までの人生を振り返っても、自分一人で成し遂げられたことはなにもないと思っています。どんな時でもどんな場面でも、自分の周りのご縁を繋いでくださったみなさんに助けられ、一つ一つ壁を乗り越えてきました。自分が困難な状況にいる時、いつも助けてくださる方が周りにいるのは、”おかげさまで”の気持ちを忘れずに過ごしているからだと思います。そして忘れないだけではなく、必ずまっすぐに伝えるようにしています。おかげさまで、今日もわたしは幸せです!
ピークス株式会社 メディアソリューショングループ
朝令暮改を恐れない。
変化の激しい世の中で、常に最善策を選び続けるために大切にしていることです。良い方向に進むならば、それが大きな舵取りだとしても恐れず伝えたいし、恐れず受け止めたいなと思っています。
ピークス株式会社 コミュニケーションデザイングループ
違う考え方を、シャットアウトしない。
考え方が違うのは当たり前。物事を多様な視点で見られるように、そして人にも自分にも寄り添えるように。共感できないことも理解しようとし、理解できないことも、一度は考える。シャットアウトしないで、考えることを続けたいです。
始めない理由を”年齢”にしない。
新しいことをやってみたいなと思った時に「でももう◯歳だから…」と思ってしまうこともありますが、それを理由にしないように気をつけています。60歳で始めてももし80歳まで生きたら20年間できますし、何を始めるにしても遅いことはないと思います。何歳になっても新しいことを始められる人でありたいです。
自分の信念、プライドを1番にしない。
多様性が説かれ変化が激化する時代に生き、沢山の人と関わって生きていくことが必要不可欠なこのご時世で、ちんけなプライドを持つことで自分の視野を狭めてしまうのは何よりも勿体ないなと自分は思います。一度きりの人生、少しでも視野を広く沢山の世界を知りたいと思うので、自分の考えはすぐにでも曲げれるような柔軟さを持つことを意識しています。
上川町学びのプロジェクト製作委員会 企画・演出
嘘“は”つかない。
歳を重ねるごとに正直すぎると困ることが多々出てくるなと感じたことがきっかけ。しかし、自分の考えたことや行動を抑制するのもストレスが貯まっていくばかり。うまく自分表現していくためにも、嘘はつかずに相手が汲み取りやすい方法で想いを伝えていくことを心がけています。P.S 一回嘘をつきはじめると数回、十数回嘘を重ねることになるので自分でも何が本当なのかがブレブレになりますよ。